研究会情報

全国各地で開催が予定されている政治思想研究に関する研究会やワークショップ等の情報を交換するためのページです。断りのないかぎり、本学会とは直接関係のないものばかりですので、詳細についてはそれぞれの研究会の連絡先に直接お問い合わせ下さい。なお、情報の掲載をご希望の方はウェブサイトの管理者までメールにてお知らせ下さい。ただし、全ての要望にお応えできるとはかぎらないということを予めご了承下さい。

現代規範理論研究会5月例会のご案内

現代規範理論研究会5月例会を、対面開催とオンライン開催を併用するハイブリッド開催で実施させて頂きます。皆様方のご参加をお待ちしております。

現代規範理論研究会事務局 松元雅和

次回例会の要領は以下のとおりです。

■日時 2025年5月10日(土)13:00-17:00

■報告1(13:00-15:00)
「カントと人種主義」
金慧氏(中央大学商学部准教授)
参考文献
・Ines Valdez (2017) “It’s not about Race: Good Wars, Bad Wars, and the Origins of Kant’s Anti-Colonialism,” American Political Science Review,Vol.111(4).
・Katrin Flikschuh and Lea Ypi (2014) Kant and Colonialism, Oxford University Press.
・Oliver Eberl (2019) “Kant on Race and Barbarism: Towards a More Complex View on Racism and Anti-Colonialism in Kant,” Kantian Review, Vol.24 (3).

■報告2(15:00-17:00)
「カントに正戦論はあるのか」
石田京子氏(慶應義塾大学文学部教授)
参考文献
・イマヌエル・カント『永遠平和のために』岩波書店、1985年
・イマヌエル・カント『人倫の形而上学 第一部 法論の形而上学的原理』岩波書店、2024年
・Arthur Lipstein, Kant and the Law of War, Oxford University Press, 2021.
・Howard Willams, Kant and the End of War. A Critique of Just War Theory, Palgrave Macmillan, 2012.

■対面会場 日本大学法学部神田三崎町キャンパス 本館7階171講堂
アクセス:https://www.law.nihon-u.ac.jp/access.html
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キャンパスマップ:https://www.law.nihon-u.ac.jp/student/maps/

■オンライン会場 下記のzoomミーティングルーム
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開催時刻:2025年5月10日 01:00 PM 大阪、札幌、東京
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Welcome! You are invited to join a meeting: 現代規範理論研究会5月例会. After registering, you will receive a confirmation email about joining the meeting.
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以下、オンライン会場でのご参加に関して幾つかお伝えしたいことがございます。
※事前登録制となっております。ご参加頂ける方は、当日までに上記のアドレスよりご登録をお願いいたします。
※ハイブリッド開催につき、画面・音声のやり取りなどの点で、思わぬ障害が発生することもありえます。機材や準備等、万全を期して望みたいと思いますが、なお予期せぬトラブルが生じた際は、どうぞご寛恕頂ければ幸いです。

■お問い合わせ
日本大学法学部 松元雅和

現代規範理論研究会HP - お問合せ
本研究会MLへの参加を希望される場合、以下の連絡先までご一報頂ければ幸いです。matsumoto.masakazu49★nihon-u.ac.jp(★をアットマークに置き換えて下さい)

※本研究会のメーリングリストへ加入希望の方はその旨ご連絡下さい。

現代規範理論研究会1月例会のご案内

現代規範理論研究会1月例会を、対面開催とオンライン開催を併用するハイブリッド開催で実施させて頂きます。

皆様方のご参加をお待ちしております。

現代規範理論研究会事務局 松元雅和

次回例会の要領は以下のとおりです。

■日時 2025年1月11日(土)13:00-17:00

■報告1(13:00-15:00)

報告1(13:00-15:00)

「構造的不正義における歴史的責任を再考する(仮)」

辻悠佑氏(早稲田大学教育・総合科学学術院助手)

参考文献

・Lu, C. (2017). Justice and Reconciliation in World Politics. Cambridge University Press.

・McKeown, M. (2024). With Power Comes Responsibility: The Politics of Structural Injustice. Bloomsbury Publishing.

・Nuti, A. (2019). Injustice and the Reproduction of History: Structural Inequalities, Gender and Redress. Cambridge University Press.

■報告2(15:00-17:00)

報告2(15:00-17:00)

「社会学理論の脱中心化/脱植民地化に向けて―コスモポリタニズムの議論から(仮)」

鈴木弥香子氏(東邦大学理学部教養科講師)

参考文献

・Hannah Arendt, The Origins of Totalitarianism, 1951. Part 2, ‘Imperialism’(大島通義・大島かおり訳『全体主義の起原2帝国主義』、みすず書房、2017年)

・Aime Cesaire, Discours sur le colonialisme, 1950(砂野幸稔訳『帰郷ノート/植民地主義論』、平凡社ライブラリー、2022年)

・Michael Rothberg, Multidirectional Memory: Remembering the Holocaust in the Age of Decolonization (Stanford University Press, 2009)

■対面会場 日本大学法学部神田三崎町キャンパス 本館7階171講堂

アクセス:https://www.law.nihon-u.ac.jp/access.html

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松山大学法学部学術講演会および研究会等開催のお知らせ(11/25・26(月・火)古矢旬先生)

1)松山大学法学部研究会

【発表者】古矢 旬 先生(北海道大学名誉教授・東京大学名誉教授)

【タイトル】アメリカ例外論の今

【日時】 11月25日(月)16時00分〜17時30分

【場所】 松山大学 東本館 7階会議室2

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】不要

【問合せ】松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】松山大学法学部

【概要】  あらゆる国民国家には、自らの成り立ちと存在理由を他とは異なる独自の歴史的背景にさかのぼって、解き明かそうとする志向を認めることができる。そのような歴史の起源は、古ければ古いほど尊いものとされ、なかには自国の栄光を神話的な物語に基礎づける国家もまれではない。そのような国家群のうちにあって、アメリカ合衆国は、その発祥の経緯が、近代以降の史学によって逐一解明されてきたかに見え、そこに国家創世神話の入り込む余地はないように思われる。しかし、実際には、アメリカほど自らの歴史的成り立ち、国民や公共的制度の形成、その背景となる宗教や価値観が他に例を見ないユニークな特質を有していると自認している国はまれである。今日グローバリズムの世界にあって、なおアメリカ人は自国の存在を人類史の「例外」とみる傾向を免れていない。「例外論」を糸口に、アメリカの政治外交の歴史と現状を考えてみたい。

2)松山大学法学部学術講演会

【発表者】古矢 旬 先生(北海道大学名誉教授・東京大学名誉教授)

【タイトル】2024年アメリカ大統領選挙とアメリカ政治外交の現在

【日時】 11月25日(月)18時00分〜19時30分

【場所】 松山大学 8号館 821番教室

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】不要

【問合せ】松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】松山大学法学部

【概要】  事前の報道では大接戦と伝えられていた、アメリカ大統領選挙は、ふたを開けてみると、予想外のトランプの圧勝という結果に終わった。不透明感を増す世界情勢の中で、我々はこの事態をどのように理解すればよいのだろうか。  我が国を代表する政治学者であり、現代アメリカのナショナリズムおよび保守政治の思想的バックグラウンドのご研究で著名な古矢旬先生をお迎えし、今日の分断状況に立ち至ったアメリカ政治の現状について、20世紀政治史の脈絡から改めて問い直す機会としたい。

2)3)伸進館コロキウム 古矢 旬 先生 講演会

【発表者】古矢 旬 先生(北海道大学名誉教授・東京大学名誉教授)

【タイトル】2024年アメリカ大統領選挙:その歴史的文脈

【日時】 11月26日(火)18時00分〜19時30分

【場所】 SAIJO BASE 研修室(愛媛県西条市明屋敷131-2)駐車場有

【対象】 中・高・大学生、一般

【費用】 無料

【事前登録】事前予約制 申込連絡先:伸進館(0897-47-5710)

【問合せ】電話 伸進館・重松 0897-47-5710 

     メール 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】伸進館(西条市大町1577-2)

現代規範理論研究会11月例会のご案内

現代規範理論研究会11月例会を、対面開催とオンライン開催を併用するハイブリッド開催で実施させて頂きます。

皆様方のご参加をお待ちしております。

現代規範理論研究会事務局 松元雅和

次回例会の要領は以下のとおりです。

■日時 2024年11月16日(土)13:00-17:00

※第3土曜日の開催となりますのでご注意ください。

■報告1(13:00-15:00)

「知をめぐる「政治の情況」と熟議デモクラシー:認知的謙抑、真理探究、学習過程」 内田智氏(早稲田大学)

参考文献

・Helene Landemore, Democratic Reason: Politic, Collective Intelligence, and the Rule of the Many, Princeton University Press, 2013.

・Alfred Moore, Critical Elitism: Deliberation, Democracy, and the Problem of Expertise, Cambridge University Press, 2017.

・Fabienne Peter, The Grounds of Political Legitimacy, Oxford University Press, 2023.

・Michael Raber, Knowing Democracy: A Pragmatist Account of the Epistemic Dimension in Democratic Politics, Springer, 2020.

・内田智、「現代デモクラシー論における熟議の認知的価値:政治における『理由づけ』の機能とその意義をめぐる再検討」、『政治思想研究』第19号、風行社、2019年、270-302頁。

■報告2(15:00-17:00)

「ブーメラン効果について:アーレント、セゼール、現代政治理論の脱植民地化」

蛭田圭氏(東京外国語大学講師)

参考文献

・Hannah Arendt, The Origins of Totalitarianism, 1951. Part 2, ‘Imperialism’(大島通義・大島かおり訳『全体主義の起原2帝国主義』、みすず書房、2017年)

・Aime Cesaire, Discours sur le colonialisme, 1950(砂野幸稔訳『帰郷ノート/植民地主義論』、平凡社ライブラリー、2022年)

・Michael Rothberg, Multidirectional Memory: Remembering the Holocaust in the Age of Decolonization (Stanford University Press, 2009)

■対面会場 日本大学法学部神田三崎町キャンパス 2号館5階252A講堂

※通常の使用講堂と異なりますのでご注意ください。

アクセス:https://www.law.nihon-u.ac.jp/access.html

キャンパスマップ:https://www.law.nihon-u.ac.jp/student/maps/

■オンライン会場 下記のzoomミーティングルーム

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開催時刻:2024年11月16日 01:00 PM 大阪、札幌、東京

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以下、オンライン会場でのご参加に関して幾つかお伝えしたいことがございます。

※事前登録制となっております。ご参加頂ける方は、当日までに上記のアドレスよりご登録をお願いいたします。

※ハイブリッド開催につき、画面・音声のやり取りなどの点で、思わぬ障害が発生することもありえます。機材や準備等、万全を期して望みたいと思いますが、なお予期せぬトラブルが生じた際は、どうぞご寛恕頂ければ幸いです。

■お問い合わせ

日本大学法学部

松元雅和

現代規範理論研究会HP - お問合せ
本研究会MLへの参加を希望される場合、以下の連絡先までご一報頂ければ幸いです。matsumoto.masakazu49★nihon-u.ac.jp(★をアットマークに置き換えて下さい)

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空井護教授講演会・研究会のご案内(2024年10月25日、26日開催)

1)松山大学法学部研究会

【発表者】遠藤 泰弘(松山大学大学院・法学研究科・教授)

【リプライ】空井 護(北海道大学大学院・法学研究科・教授)

【タイトル】(書評)空井護『デモクラシーの整理法』を読む

【日時】 10月25日(金)16時00分〜17時30分

【場所】 松山大学 東本館 7階会議室1

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】不要

【問合せ】松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】松山大学法学部

【概要】  我が国を代表する現代政治分析の専門家である空井護先生をお迎えし、空井先生が2020年に上梓した岩波新書『デモクラシーの整理法』について、本学法学部で政治学を担当する遠藤が書評を行い、空井先生よりリプライをいただく。デモクラシーの危機の時代に、少し距離を置いてデモクラシーを整理するという試みについて、参加者を交えて活発な討論につなげられるよう、努力したい。参加者の皆さんも、できれば本書を事前に手に取って、あらかじめ目を通しておいていただけると一層有意義となるであろう。

2)松山大学法学部学術講演会

【発表者】空井 護 先生(北海道大学大学院・法学研究科・教授)

【タイトル】「戦後」について

【日時】 10月25日(金)18時00分〜19時30分

【場所】 松山大学 8号館 821番教室

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】不要

【問合せ】松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】松山大学法学部

【概要】  ロシア・ウクライナ戦争やガザ紛争など、少し前には想像もできなかったような激動の時代を迎えつつある今、「戦後」と呼ばれてきた時代はいかなる変容を受けているのか、「戦後」といわれる時代はいつまで続くのか。もしかすると、我々は、のちの時代から「戦前」と呼ばれる時代を生きているのかもしれない。我が国を代表する政治学者である空井護先生をお迎えし、現代政治分析の観点から、いま改めて「戦後」について、考えてみたい。

3)伸進館コロキウム 空井護先生 講演会

【発表者】空井 護 先生(北海道大学大学院・法学研究科・教授)

【タイトル】「政治」について

【日時】 10月26日(土)15時00分〜16時30分

【場所】 西条市総合福祉センター(愛媛県西条市神拝甲324-2)

【対象】 中・高・大学生、一般

【費用】 無料

【事前登録】事前予約制 申込連絡先:伸進館(0897-47-5710)

【問合せ】電話 伸進館・重松 0897-47-5710       メール 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】伸進館(西条市大町1577-2)

ラインハルト・メーリング教授講演会・研究会のご案内(2024年9月20日、23日、30日開催)

このたび、カール・シュミットの伝記研究で著名なラインハルト・メーリング教授をお招きし、下記の日程で、松山大学、京都大学、慶応大学において、講演会と研究会を開催いたします。いずれも参加自由となっておりますので、ご参加を歓迎いたします。

各講演会・研究会の後に、懇親会も予定しております。懇親会への参加を希望される方は、9月6日17時までに、お申し出いただけますと助かります。 連絡先 yendode@gmail.com (松山大学法学部 遠藤泰弘)

1)松山大学法学部学術研究会

【発表者】 ラインハルト・メーリング(Reinhard Mehring)(ハイデルベルク教育大学・教授)

【タイトル】 Eduard Spranger in Japan (使用言語:ドイツ語 通訳あり)

【日時】 9月23日(月)16時00分〜17時30分

【場所】 松山大学 東本館 7階会議室2

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】 不要

【問合せ】 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】 松山大学法学部

【概要】 エドゥアルド・シュプランガー(1882-1963)は、戦間期のベルリン哲学を代表する思想家であり、教育研究のみならず、プロイセンの学校制度改革など、公的・政治的な実践にも関与した。1936年から37年にかけて、客員教授として日本に滞在したが、それはナチス政権に対する彼の批判的な立場が起因となってもいた。本講演では、シュプランガーの日本滞在に焦点を当て、同時期に日本に滞在したカール・レーヴィットの日本理解とも比較しながら、戦前期の日独文化交流の実態に光をあてる。日独の対外的支配の拡大を「文化」によって正当化したシュプランガーの議論を再検討する試みは、植民地主義をめぐる今日的な文脈においても時宜を得たものといえよう。

2)松山大学法学部学術講演会

【発表者】 ラインハルト・メーリング(Reinhard Mehring)(ハイデルベルク教育大学・教授)

【タイトル】 Das Licht des „Ausnahmezustands“. Grundzüge von Carl Schmitts Verfassungslehre (使用言語:ドイツ語 通訳あり)

【日時】 9月23日(月)18時00分〜19時30分

【場所】 松山大学 8号館 821番教室

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】 不要

【問合せ】 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】 松山大学法学部

【概要】 カール・シュミットの伝記研究で著名なラインハルト・メーリング教授をお招きし、自由主義と民主主義の区別および、ワイマール共和国の文脈における規範と「例外状況」の区別に関するシュミットの議論について、初学者向けにわかりやすく解説していただき、これら議論の今日的なアクチュアリティについて共に考えてみたい。  「緊急事態」条項が取り沙汰されている国内政治の文脈においても、ウクライナやガザをはじめとする危機状況が連鎖している国際政治の文脈においても、1920年代~30年代にかけての危機の時代を振り返る試みは、時宜を得たものといえるだろう。

3)政治理論とインテレクチュアル・ヒストリー研究会

【発表者】 ラインハルト・メーリング(Reinhard Mehring)(ハイデルベルク教育大学・教授)

【タイトル】 Autonomy and Sovereignty. Jürgen Habermas, Carl Schmitt and the democratic public sphere (使用言語:英語)

【日時】 9月20日(金)15時00分〜17時30分

【場所】 京都大学 総合研究二号館 第二RPGルーム

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】 不要

【問合せ】 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【開催協力】 京都大学法学部教授 森川輝一

【主催】 科研費基盤研究(C)「政治理論とインテレクチュアル・ヒストリー」(研究代表者:小田川大典)

【概要】 カール・シュミットの伝記研究で著名なラインハルト・メーリング教授をお招きし、ハーバーマスがシュミットの「民主主義の脱自由主義化」という診断を批判的に継承し、2023年の最新刊『公共圏の新しい構造転換と熟議の政治』にまで至った経緯について、インサイド情報も交えつつ、ご報告いただき、SNS時代の公共圏をめぐる諸問題も含めて共に考えてみたい。  報告は英語で行っていただき、報告後の討議については、英語もしくはドイツ語で行う予定である。英語部分については翻訳は行わないが、ドイツ語部分については、何らかの形で内容を共有できるように努力したい。

4)慶応大学研究会

【発表者】ラインハルト・メーリング(Reinhard Mehring)(ハイデルベルク教育大学・教授)

【タイトル】Carl Schmitt-Forschung heute (使用言語:ドイツ語 翻訳原稿配布予定)

【日時】 9月30日(月)15時00分〜17時30分

【場所】 慶応義塾大学 三田キャンパス 南校舎2階422教室

【対象】 学生、教職員、一般

【費用】 無料

【事前登録】 不要

【問合せ】 慶應義塾大学法学部専任講師 長野 晃 nagano@law.keio.ac.jp 松山大学法学部教授 遠藤泰弘 yendode@gmail.com

【主催】 慶應義塾大学法学部 長野晃

【概要】 カール・シュミット研究をめぐるドイツにおける最新の研究状況について、ご講演いただく。報告はドイツ語で行っていただき、参加者には翻訳原稿を配布する予定である。質疑はドイツ語もしくは英語で行うが、ドイツ語部分については、何らかの形で内容を共有できるように努力したい。

現代規範理論研究会9月例会のご案内

現代規範理論研究会9月例会を、対面開催とオンライン開催を併用するハイブリッド開催で実施させて頂きます。

皆様方のご参加をお待ちしております。

現代規範理論研究会事務局 松元雅和

次回例会の要領は以下のとおりです。

■日時 2024年9月14日(土)13:00-17:00

■報告1(13:00-15:00)

「批判と連帯―批判理論はどのような連帯の概念を必要とするか」(仮)

成田大起氏(立命館大学政策科学部准教授)

参考文献

・Andrea Sangiovanni. 2023. Solidarity: Nature, Grounds and Value, Manchester University Press.

・Sally Scholz. 2008. Political Solidarity, The Pennsylvania State University Press.

・成田大起 (2023)『批判の政治理論』勁草書房

■報告2(15:00-17:00)

「気候正義の観点から考えるローカルな気候市民会議の意義」

尾上成一氏(国立環境研究所特別研究員)

参照文献

・Caney S (2014) Two kinds of climate justice: avoiding harm and sharing burdens. The Journal of Political Philosophy 22: 125-149 https://doi.org/10.1111/jopp.12030″

・Dryzek JS, Tanasoca A (2021) Democratizing global justice: deliberating global goals. Cambridge: Cambridge University Press.

・気候市民会議つくば実行委員会 (n.d.) 気候市民会議つくば2023報告書概要版

https://www.city.tsukuba.lg.jp/material/files/group/137/CAT_summary1.pdf>

■対面会場 日本大学法学部神田三崎町キャンパス 本館7階171講堂

アクセス:https://www.law.nihon-u.ac.jp/access.html

キャンパスマップ:https://www.law.nihon-u.ac.jp/campusmap.html

■オンライン会場 下記のzoomミーティングルーム

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こんにちは。

あなたはZoomミーティングに招待されました。

開催時刻:2024年9月14日 01:00 PM 大阪、札幌、東京

このミーティングに事前登録する: https://nihon-u-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZIkceyprT0pHdyxDIc_Do0hx_DbLjOf_zpn”

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。

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以下、オンライン会場でのご参加に関して幾つかお伝えしたいことがございます。

※事前登録制となっております。ご参加頂ける方は、当日までに上記のアドレスよりご登録をお願いいたします。

※ハイブリッド開催につき、画面・音声のやり取りなどの点で、思わぬ障害が発生することもありえます。機材や準備等、万全を期して望みたいと思いますが、なお予期せぬトラブルが生じた際は、どうぞご寛恕頂ければ幸いです。

■お問い合わせ

日本大学法学部

松元雅和

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近代天皇制思想史研究会2024年度公開研究会(第1回)のご案内

【テーマ】折口信夫の天皇論

【ゲスト】安藤 礼二 氏(文芸評論家/多摩美術大学教授)

【報告概要】 折口信夫の天皇論は、近代を超出しようとした「超国家主義の時代」の天皇の在り方を示すだけでなく、そうした天皇像がいかにして確立されてきたのか、その起源を近世の「国学」、中世の「芸能」へとさかのぼりうる可能性を秘めている。それは現代の歴史学の課題であると同時に、政治学的かつ美学的な課題でもあるだろう。その詳細を再検討する。

【日時】2024年8月31日(土)14:00~17:00

【会場】Zoomによるオンライン開催

※参加費は無料です。

※参加をご希望の方は、8月29日(木)までに、こちらのGoogleフォームよりお申し込みいただくか、下記事務局までご所属・お名前(フルネームでお願いします)を記載のうえメールでお申し込みください。後日、お申込みいただいた方にZoomのミーティング情報をお送りします。(開催日前日8月30日(金)の17時までにミーティング情報の連絡が無い場合は、事務局までメールでご連絡ください。)

※事前にZoomアプリのインストール(無料)をお願いいたします。

<事務局連絡先>

e-mail:kindaitennouken[at]gmail.com ※[at]を@に置き換えてお送りください。

近代天皇制思想史研究会事務局(科研・基盤B)

住友陽文・林尚之(大阪公立大学)

※案内チラシはこちらからダウンロードできます。

第38回東海地区政治思想研究会のご案内

下記の要領で、第38回東海地区政治思想研究会を開催します。ご関心のある方は、どなたでもご参加いただけます。今回も、対面+遠隔のハイフレックス開催となります。特にオンラインでの参加を希望される方は、必ず事前にご連絡ください。

〇日時:2024年6月14日(日) 14時~17時15分

〇会場:名古屋大学法学研究科1階会議室(212室)(対面とZoomのハイブリッド)

〇報告:

 ① 孔玥(名古屋大学法学研究科博士後期課程)「差異の政治における民主主義的な対応の一考察――アン・フィリップスの政治理論を中心に」

 ② 三上直之(名古屋大学)「日本の気候市民会議の到達点と課題--「気候民主主義」の可能性を探る」

〇参加申込:参加を希望される方は、下記の事務局(下記)までお知らせください。遠隔参加予定の方には、あらためてZoomの情報をご案内します。

 ※事務局:長谷川一年(同志社大学) kazuhase617[at]yahoo.co.jp

【運営委員】大園誠(名古屋大学)、大竹弘二(南山大学)、田村哲樹(名古屋大学)、長谷川一年(同志社大学)

シンポジウム「思想としての<連帯>と<オートノミー>」のご案内

 以下の要領で日仏会館が主催するシンポジウム「思想としての<連帯>と<オートノミー>――人と人との理想的なつながりを求めて」を開催します。本学会のメンバーも多数登壇します。関心のある方はぜひご参加下さい。

 日仏会館会員、および学生(大学院生も含む)は参加無料ですが、その他の方は恐縮ですが有料(1000円)です。

 いずれの場合も事前登録が必要となりますので、イベント案内サイトPeatix(https://fmfj-20240601.peatix.com/)にアクセスしてください(参加費もここから支払えます)。

思想としての<連帯>と<オートノミー>――人と人との理想的なつながりを求めて(日仏文化講座)

【日時】2024年6月1日(土) 13:00-18:30

【場所】日仏会館(恵比寿)

第Ⅰ部 国際社会における連帯と自立

司会:山元一(慶應義塾大学)

川出良枝(東京大学)「平和のための制度:国家連合から国際連盟へ」 

西海真樹(中央大学)「戦間期の国際法思想」

川嶋周一(明治大学)「ヨーロッパ統合における連邦主義再考:機能主義と連帯の狭間で」

討論:北川忠明(山形大学)

第Ⅱ部 連帯と自治の社会秩序構想

司会:伊達聖伸(東京大学)

金山準(北海道大学)「19世紀フランスにおけるアソシエーションの理念」

重田園江(明治大学)「二つの世界大戦と社会主義/連帯:ジョレスからトマへ」

北垣徹(西南学院大学)「連帯の聖性:フュステル・ド・クーランジュからデュルケームへ」

高橋信行(國學院大学)「ルネ・カピタン:ルソー・プルードン・参加政策」

討論:矢後和彦(早稲田大学)

詳細情報 日仏会館ウェブサイト

思想としての<連帯>と<オートノミー>――人と人との理想的なつながりを求めて(日仏文化講座)

問い合わせ先 川出良枝(東京大学) yomogi_hg5-open[at]yahoo.co.jp