次年度研究大会の「公募パネル」応募者募集、「自由論題」報告者募集、「プログラム」については年二回刊行される『政治思想学会会報』(JCSPT Newsletter)にお知らせが掲載されていますので、そちらでご確認ください。

第29回(2022年度)政治思想学会研究大会プログラム

第29回(2022年度)政治思想学会研究大会は、2022年5月21日(土)・22日(日)に、明治大学・駿河台キャンパスで開催される予定です。統一テーマは「政治思想と環境」で、プログラムは以下の通りです。


政治思想と環境

日程:2022年5月21日(土)・22日(日)
会場:明治大学・駿河台キャンパス
プログラム(PDFファイル)

◆5月21日(土)

9:30〜 受付:明治大学駿河台校舎リバティタワー1階1012教室前


10:00〜12:00 シンポジウムT:パンデミックと政治

会場:リバティタワー1階1012教室

司会:木部尚志(国際基督教大学)

報告:

  • 武田宏子(名古屋大学)「国民と棄民の間——パンデミック下での統治性」[報告資料
  • 平川秀幸(大阪大学:非会員)「危機における科学と政治——可謬主義のガバナンスと政治の責任」[報告資料
  • 討論:田中智彦(東洋英和女学院大学)


    12:10〜13:10 休憩/理事会

    会員控室:リバティタワー7階1075教室

    理事会会場:リバティタワー8階1084教室


    13:20〜15:20 国際シンポジウム

    会場:リバティタワー1階1012教室

    司会:松田宏一郎(立教大学)

    講演:Simon Caney(University of Warwick)

    “Justice in the Anthropocene”[ハンドアウト / 報告資料

    討論:小林卓人(早稲田大学)[コメント


    15:40〜18:20 シンポジウムU:環境と自己像

    会場:リバティタワー1階1012教室

    司会:川添美央子(慶應義塾大学)

    報告:

  • 梅川佳子(中部大学)「チャールズ・テイラーにおける個人と環境」[報告資料
  • 齋藤公太(神戸大学)「「国体」と「風景」:明治期日本の自己像と環境」[報告資料
  • 宮本万里(慶應義塾大学:非会員)「ブータンの開発政策にみる「環境に優しい我々」像とそのゆらぎ:信仰と暮らしのはざまから」[報告資料

  • 18:20〜19:00 総会/研究奨励賞表彰

    会場:リバティタワー1階1012教室


    ◆5月22日(日)

    9:00〜 受付:リバティタワー1階1012教室前

    9:30〜12:20 自由論題報告

    第1会場:リバティタワー7階1073教室

    司会:大澤 麦(東京都立大学)

    報告:

  • [09:30〜10:20]村田 陽(日本学術振興会特別研究員)「哲学的急進派とアテナイの民主政——19世紀ブリテンの「古代—近代論争」を手がかりに」[報告資料
  • [10:30〜11:20]小田 英(日本学術振興会特別研究員)「抵抗権論としてのグロティウスの『捕獲法論』」[報告資料
  • [11:30〜12:20]崔 民赫(東京大学大学院)「「日本維新の革命」と「道理」——有賀長雄の歴史社会学と憲政論」[報告資料

  • 第2会場:リバティタワー7階1074教室

    司会:山岡龍一(放送大学)

    報告:

  • [09:30〜10:20]大工章宏(東京大学大学院)「自由市場と再配分制度への手続的リバタリアニズムからの検討」[報告資料
  • [10:30〜11:20]斉藤 尚(北海道大学)「卓越主義リベラリズムと環境徳倫理学の接合:塩野谷祐一の福祉国家思想を中心に」[報告資料
  • [11:30〜12:20]岸見太一(福島大学)「身体性と入国管理の政治理論——なぜ法制度だけではだめなのか」[報告資料

  • 第3会場:リバティタワー8階1083教室

    司会:鏑木政彦(九州大学)

    報告:

  • [09:30〜10:20]大村一真(同志社大学大学院)「ハーバーマスと生活世界の植民地化」[報告資料
  • [10:30〜11:20]水谷 仁(名古屋経済大学)「政治と生をめぐるヘルマン・ヘラーの政治思想」[報告資料
  • [11:30〜12:20]和田昌也(同志社大学)「フランスにおけるアーレントの受容——アロン、ルフォール、タッサンの解釈を中心に——」[報告資料

  • 第4会場:リバティタワー8階1085教室

    司会: 萩原能久(慶應義塾大学)

    報告:

  • [10:30〜11:20]鈴木知花(函館大学)「生の脆弱性における不平等をなくす——リベラリズムとケアの倫理の統合からみえてくる可能性」[報告資料
  • [11:30〜12:20]施 光恒(九州大学)「ポスト・グローバリズムの世界秩序の探求——カール・ポパーのナショナリズム論に対する批判的検討を手がかりとして」[報告資料

  • 12:30〜13:40 休憩/理事会

    会員控室:リバティタワー7階1075教室

    理事会会場:リバティタワー8階1084教室


    13:40〜14:00 総会

    会場:リバティタワー1階1012教室


    14:00〜16:40 シンポジウムV:人新世の政治思想に向けて

    会場:リバティタワー1階1012教室

    司会:井上 彰(東京大学)

    報告:

  • 馬路智仁(東京大学)「島嶼海の主権を求めて——太平洋の自然環境と歴史叙述」[報告資料
  • 田中将人(早稲田大学)「人新世の正義論——なぜ将来世代を気遣うのか」[報告資料
  • 福永真弓(東京大学:非会員)「魚のまなざす海:多種間の政治と人間であること」[報告資料

  • (※)注意事項

    1. 新型コロナウィルスの感染状況および開催校の会場貸出基準などに鑑み、研究企画委員会および理事会にて慎重に対応を検討した結果、研究大会自体は現地開催で実施することとなりました。ただし、懇親会の開催は残念ながら見送らせていただきます。また今後の感染状況次第では開催形態等について緊急の変更がありえますので、ご了承下さい。
    2. 会場ではプログラムや報告資料の配付は行いませんので、事前にダウンロードして端末に入れて持参するか、プリントアウトしたものをお持ちください。報告資料は、大会の約二週間前から、このページでダウンロードすることができます。ユーザー名とパスワードは、郵送されたプログラムに記載されています。
    3. 会場校の明治大学では eduroam が利用できます。利用を希望する場合は、所属大学・機関が発行する eduroam の ID とパスワードをご用意の上、無線 LAN 接続が可能な端末をご持参ください。
    4. 非会員の方については、会場の受付で参加費(1000円)をお支払いいただいた後、大会ページの URL とダウンロードに必要なパスワードをお伝えします。ただし、情報の管理にはお気をつけ下さい。

    過去の研究大会の記録
    過去の日韓政治思想学会・共同学術会議の記録